田中美佐子と三上博史が夫婦役で共演
放送日
1991年4月~6月にかけて放送されたTBSの金曜日22時からのドラマ。全11回。
出演者
田中美佐子、三上博史、高橋ひとみ、田中義剛、高島礼子、国生さゆり、宅麻伸。脚本岩佐憲一。原作矢崎葉子。
あらすじ
山村雄介(三上博史)は職場が同じだった浩子(田中美佐子)と結婚し、横浜の社宅に住むことになった。
社宅には規則があったり、噂がすぐに広まったり、窮屈に感じていた山村夫婦は近所の斉藤大二郎(小西博之)の勧めもあり、マイホーム探しを始める。
分譲マンションの抽選に何度も挑戦するが、何度も落ち、中古マンションに応募することにしたり、マイホームの手に入れる難しさが描かれる。
その間に雄介の浮気が発覚。浩子は同じ社宅で元同僚の角田久(宅麻伸)に相談する。
見どころ
このドラマは原作の「それでも家を買いました」の本を元に作られています。そのためドラマの放送時は91年ですが、実際は80年代後半あたりの作者の実体験をもとにしたストーリーです。ちょうど、バブル期へ向かいどんどん家の値段が上がっていくころだったと思います。
ドラマもトレンディドラマというより、ドキュメンタリーみたいな感じ。もちろん、社内恋愛や社宅の集会なども組み入れて、面白くしてあります。
時代背景が違うので、マイホーム探しについては参考にはならないかもしれませんが、家のことでもめて夫婦仲にも影響するので、そういう点では参考になります。
高島礼子さん、演技が相変わらず棒でした。いつからあんなに演技派になったのでしょうか?田中美佐子や三上博史はうまいですね。
特に三上博史の優柔不断ぽい演技、自然な感じですよね。
ネタバレありです。
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最後に通勤時間2時間ぐらいのところに家を買うのですが、うーん、これは旦那さんが可哀想だとさすがに思いました。