Age, 35 恋しくて

柴門ふみの漫画「Age,35」のドラマ化

放送日

1996年4月~6月にかけて放送されたフジテレビの木曜日22時からのドラマ。全11回。脚本中園ミホ、浅野妙子、尾崎将也、真柴あずき。原作は柴門ふみ。小学館「ビッグコミックス」に掲載された。

 出演者

中井貴一、田中美佐子、瀬戸朝香、椎名桔平、香坂みゆき、生瀬勝久、水野美紀など。

あらすじ

食品会社の課長島田英志(中井貴一)は35歳。同じ年の妻朱美(田中美佐子)と小学1年生の男女の双子たちと仲睦まじく暮らしている。

しかし、島田は同じ会社の常務秘書の照井ミサと陰で付き合っており、ミサのマンションに立ち寄って、帰宅することもあった。

一方の朱美は偶然大学時代の同級生で陶芸家となった成瀬シン(椎名桔平)と知り合い、シンから陶芸教室を手伝ってほしいと言われていた。

ある日、島田は家庭を大事にしようと思い、ミサに別れを告げようとする。すると、先にミサから「子供ができた。産むことした。」と言われる。

ショックを受ける英志ではあるが、ミサに未練もあり、別れることができない。しかし、家庭も壊すことができない。妊娠したミサを見放すことができない英志はミサに会い続け、ついには朱美がミサのことを知る。

見どころ

ドラマの最初にシャ乱Qの「いいわけ」が流れるのですが、シャ乱Qのプロモーションビデオかってぐらいにシャ乱Qが出まくっています。
この頃、ドラマの主題歌とタイアップした曲が売れていたので、歌手を全面に出した主題歌がドラマに組み込まれることがあったようです。

月9のドラマ「バージンロード」も主題歌の「CAN YOU CELEBRATE?」が流れるとき、安室奈美恵が登場しています。

ドラマは普通のW不倫のドラマ。

大人の事情で子供が振り回される様子が切ないです。

中井貴一の不倫相手に26歳設定の当時19歳の瀬戸朝香の起用。リアルタイムで見ていたときは「若すぎでしょ?」と思いました。

確かに瀬戸朝香、大人ぽいのですが、中井貴一も落ち着いて見えるので、落ち着いた35歳の男性が20歳そこそこの女性に夢中になるのか、とちょっと違和感を感じました。

ストーリーの展開は、最終回で二転三転するので最後まで目が離せません。

エンディングはハッピーエンドです。実際はそんなにうまくいかないだろ、と突っ込みたくなりました。

田中美佐子が可愛いです。お母さん役も似合っています。

この時期の椎名桔平は綾野剛に似てますね。

現在『Age, 35 恋しくて』はFODで配信中。

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