アカデミー作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞受賞作品
公開日
2005年5月28日日本公開。監督、主演にクリント・イーストウッド。133分。アメリカ製作
出演者
クリント・イーストウッド、ヒラリー・スワンク、モーガン・フリーマンなど。
あらすじ
ロスにある古びたボクシングジムを経営するフランキー(クリント・イーストウッド)の元に、貧乏な家庭で育ち、プロボクサーとなる夢が掲げたマギー(ヒラリー・スワンク)が弟子入りしたいとやってくる。
フランキーは、マギーが女性であること、プロボクサーになるには年をとりすぎていることなどを理由に最初は拒絶する。
しかし、ジムでフランキーの手伝いをしている元プロボクサーのエディ(モーガン・フリーマン)の助言もあり、マギーをコーチし始める。
フランキーの指導のもと、マギーは勝ち続け、ついにはタイトルマッチを戦うことになる。そのタイトルマッチの試合で優位に立っていたのだが、、、
見どころ
この作品、後味が悪い映画だと有名だそうですが、私が見た感想は、
最後の心落ち着かせるバックミュージックと味あるモーガン・フリーマンのナレーションで、思ったより大丈夫でした。
たぶん何も知らされずに見たら、「なんだこの映画?」と思うかもしれませんが、モーガン・フリーマンがでてると映画に重みが加わるというか、いつも見守る良い老人役が多いですね。(実生活では色々イヤな噂もありますが)
ヒラリー・スワンクははまり役かも。wikiを見ると、ヒラリー自身も幼い頃、貧乏でトレイラー暮らしだったとか。
アカデミー賞作品賞だそうですが、ストーリーは考えさせられます。
最後の方でフランキーにエディが言うセリフが印象的でした。
床掃除や皿洗いをして一生終わる人もいる。死ぬときに何も成し遂げなかったと悔いながら。でもマギーは挑戦した。たぶん死ぬとき、自分はよくやったと思うだろう。
このセリフにちょっと救われましたね。
それにしても、ヒラリー・スワンク最近全然出なくなりましたね。どうしてでしょう。
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