ずっとあなたが好きだった

当時は冬彦さん現象も起こった「ずっとあなたが好きだった」

放送日

1992年7月から9月にかけて放送されたTBSの金曜日10時からのドラマで全13回。脚本は君塚良一。

出演者

賀来千香子、布施博、宮崎ますみ、佐野史郎、橋爪功、野際陽子など。

あらすじ

もうすぐ30歳になる東京の結婚式場で働く西田美和(賀来千香子)は、東大卒のエリート桂田冬彦(佐野史郎)と仙台でお見合いをする。その後、思い出の場所の高校のグランドに行くと、初恋の相手、大岩洋介(布施博)に再会し、二人でご飯を食べに行く。

その後、美和の父(橋爪功)の強い勧めもあり、冬彦と結婚する。美和と冬彦の結婚式では偶然、友人の結婚式に来ていた大岩洋介に再会をする。

二人の結婚後、美和は徐々に冬彦がマザコンということわかり、何かにつけて冬彦の母(野際陽子)が二人の新居に現れてお世話するようなる。また冬彦がセックスをしないことや、仕事で美和のことを顧みないことから、美和は一度実家に帰ることにする。

そして実家に帰っているときにまた洋介と再会し、食事をするが、結婚生活の不満から、東京へは帰りたくないと東京への最終電車に乗ろうとしない。そんな美和を一人にできない洋介は一緒に美和と一夜を共にするが、二人とも思い出のビーチで肩を寄せ合っただけだった。

冬彦は美和を必死に連れ戻そうとするが、美和は冬彦のマザコンぶりやセックスレスの生活に疲れており、頻繁に偶然の再会を果たす洋介に相談するようになる。しかし、洋介にはずっと付き合っている恋人律子(宮崎ますみ)がいた。

見どころ

このドラマ、リアルタイムで見ていましたが、流行りました。よく学校でも話題になっていました。特に冬彦さんのキモさ具合。「許さないぞー」(棒読み風)とか「ううううーん」と下唇裏返してうなったり、いつも陰から美和のことをみてるんですよね。受けましたね。

放送回数を追うごとに冬彦さんが話題になり、最終回は視聴率30%を超えたそうです。今回もう一度全部見て思った感想ですが、やっぱりストーリーが面白い。さすが人気のあったドラマだけあります。

今見ても、佐野史郎と野際陽子はうまい

この二人、演技がうまいです。野際陽子の嫌味な雰囲気を醸し出した義理母ぶりは定着しました。あと、橋爪功もうまいなー。いい味出してます。宮崎ますみはムチムチして、こんな感じなんですね。ミニスカばかりなので、男性ファンの方は楽しめるかもです。

若いとき見た印象と中年になってから見ると印象が違う

リアルタイムで見たときは、美和と洋介は「いいもの」、それを邪魔する冬彦、律子は「わるもの」と認識してましたが、人生経験を経て感じ方が変わりました。

悪いのは美和と洋介の優柔不断さと、偶然の再会が多すぎ。そして、もし私が夫の冬彦さんの立場でも、体の関係がなくても、あんなに頻繁に会う美和と洋介が問題なんじゃ?と思ってしまいました。

そんなこと言ったら、このドラマは成立しませんがね。でもドラマとしてはすごく楽しめました。

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