年下の男

稲森いずみ主演の内館作品

放送日

2003年1月~3月にかけて放送されたTBSの木曜日22時からのドラマ。全11回。脚本は内館牧子。

 出演者

稲森いずみ、高橋克典、風吹ジュン、麻生祐未、賀集利樹、星野真里など。

あらすじ

30歳のOL山口千華子(稲森いずみ)は、仕事にもやりがいを感じず、恋人もいない。
そんなある日、行きつけのジムで素敵な男性、伊崎駿(高橋克典)を見かけ、惹かれていく。
千華子は駿にアプローチするが、振られてしまう。

その後、駿は行きつけの弁当屋で懸命に働く山口花枝(風吹ジュン)の姿に惹かれ、二人は付き合い始める。
だが、駿は花枝が千華子の母親だと知らず、花枝も千華子が駿のことを好きだとは、全く知らなかった。

見どころ

今から15年前の作品なのですが、アラサー貶め過ぎです。
今はアラサーと言えば、まだ若い部類に入ると思うのですが、この作品では30を過ぎた独身の可哀想な女という設定。

稲森いずみ演じる千華子、まだまだ綺麗です。なのに、自分の母親50歳に負けるとか、普通はあり得ませんから。
男も40過ぎると、若い方に行くと思うのに、逆を行く設定。きっと、世間と逆の発想で、内館さんはストーリーを作りたかったのかも。

アラフィフ女のファンタジーなので、その世代の女性は見ていて楽しいかもです。
ドラマは内館作品という感じですね。ドロドロして人間の嫌な部分がどんどん出てきて、みんなが突き落とされる感じ。

19歳の亜沙美(星野真理)が嫉妬して、千華子に言うセリフ
「顔見れば年わかるから。」
30女の千華子が20代が大半クラブに行くときの、20代の目が突き刺さる雰囲気。
そして、同じ30代独身の梓(麻生祐未)の隙あれば友達の好きな人であろうが、狙ってしまう行動。

目が離せません。最後も「えー、そうなっちゃう?」と思いますが、ストーリーは面白いです。さすが内館作品。

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