彼らを見ればわかること

WOWOWのオリジナルドラマ『彼らを見ればわかること』

放送日

2020年1月~2月にWOWOWプライムで土曜22時~23時から放送されたドラマ。全8回。脚本は沢木まひろ。

 出演者

中山美穂、木村多江、大島優子、長野博、上地雄輔、生瀬勝久、高橋優斗、高橋恵子、片岡鶴太郎、片瀬那奈など。

あらすじ

二子玉川のタワーマンションで暮らす3組の家族の愛情、友情、嫉妬などが絡みあう人間模様を描いたオリジナルドラマ。
レディースコミック漫画家の内田百々子(中山美穂)とキャリアウーマンの富澤瑞希(木村多江)は、同じマンションに住み、ダイニングバーで愚痴を言い合う仲。
百々子は再婚したレストランなど経営する夫櫂斗(生瀬勝久)と大学生の息子柊司(髙橋優斗)の3人暮らし。瑞樹は専業主夫の一太(上地雄輔)、大学生の娘真由(佐久間由衣)と中学生の息子雄馬(中川翼)と瑞樹の母竜子(高橋恵子)と5人暮らし。
そんなところへ、百々子の20年前に離婚した元夫の鴨居葉介(長野博)が流美(大島優子)と再婚して、百々子と同じマンションに引っ越してくる。

葉介と流美がマンションの住人に引っ越しの挨拶に回っているところ、内田夫婦は富澤家を訪れ食事会をしていたところだった。内田夫婦が富澤家を後にしようと玄関にいるとき、ちょうど葉介と流美があいさつに来る。葉介を見てびっくりする百々子。葉介も気づいて声を失うが、百々子はおそるおそる葉介が自分の元夫だと、みんなに紹介する。

その後、櫂斗は葉介のことを独自に陰で調査を始める。流美は偶然パン屋で会った百々子をお茶に誘い、色々聞き出す。

一方、瑞希は会社で部下20代の森村から慕われ、危険と思いながらも少しづつ惹かれていた。

見どころ(ネタバレあり)

ドラマの主役が同年代だと、自然と興味が沸いてしまうものです。
主役は中山美穂。私は結構好きですし、演技もうまいとは思うのですが、ヒアルロン酸注入の影響なのか表情が消えてました。
確かに女優は容姿が重要なので仕方ないとは思うのですが、喜んでいるのか悲しんでいるのか、微妙な演技がわかりにくい。
そして、役の百々子はレディースコミックの漫画家。その割には、全く百々子のエロさを出す部分がドラマでは感じられない。
ドラマでは純情で真面目な性格しか感じられず、レディコミを描いている一面に、全く結びつけることができませんでした。

ドラマの最初は、これからどうなるんだろう?とかなりドキドキしながら見たのですが、後半になったらどんどん急速に話が進み、本当は10話以上あったかもしれないドラマを8話に縮めたような感じがしました。
特に瑞樹と一太の娘真由は、付き合っている先輩に遊ばれている風だったのに、突然妊娠で急に結婚が決まったり、瑞樹の母竜子(高橋恵子)と葉介の父(片岡鶴太郎)もくっついてしまい、これはさすがに話を詰め込みすぎでしょ、と思いました。

今回、大島優子のドラマ出演作を初めて全話通して見たのですが、さすが元子役。うまいですね。
この中では一番うまいんじゃない?と思いました。演技が自然。皺も中山美穂よりあるし。

ベテラン勢の高橋恵子や片岡鶴太郎って、大御所という感じですが、私的にはちょっと二人とも自然さがないというか、大げさな感じがしました。あと、桂三度(世界のナベアツ)の演技もちょっとやりすぎ感がありました。

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※2021年9月時点の情報です。現在はレンタル終了している場合もありますので、詳細はTSUTAYAの公式ホームページにてご確認ください。

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