ほのぼの映画と思ったのに
作品情報
2013年、イギリス、イタリア合作の映画。原題『Still Life』 監督、脚本:ウベルト・パゾリーニ
主演:エディ・マーサン
あらすじ
ロンドンに住む、独身44歳、一人暮らしのジョン・メイ(エディ・マーサン)は、ロンドン市の民生係で働いている。仕事は孤独死した人の葬儀を行うこと。
几帳面なジョンは、一人一人孤独死した人の葬儀を誠意をもって執り行い、自分の仕事にも誇りを持っていた。
ある日、人員整理で解雇されることになったジョンだが、最後の仕事、孤独死したビリーの葬儀を執り行うため、ビリーの家族を探しに奔走する。
見どころ
この映画、イギリス映画という感じがしました。監督はイタリア人なので、イタリアはこんな感じの映画が多いのでしょうか。
最初は静かで間が多い。昔の日本の映画をほうふつさせます。
そして、その静けさで、主人公、ジョン・メイの孤独さ、退屈な毎日が伝わってきます。また少し笑える場面もあるので、コメディ映画かとも思わせます。
物語が動きだし、ようやくジョン・メイに幸せが来ると思わせ、大どんでん返し。
後味が悪いというか、あまりにも腹が立ってしまってしまいました。
映画としては面白いですけどね。ハリウッドのような、スカっとさはないです。
また、映画が終わってからも人生について考えさせられます。
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