男女7人夏物語

1980年代ヒットドラマ『男女7人夏物語』

放送日

1986年7月~9月に放送されたTBSの金曜日21時からのドラマ。全10回。脚本は鎌田敏夫。

 出演者

明石家さんま、大竹しのぶ、池上季実子、奥田瑛二、賀来千香子、片岡鶴太郎、 小川みどりなど。

あらすじ

今井良介(明石家さんま)は旅行代理店のツアーコンダクターとして働く30歳。ある日一人暮らしのマンションで目覚めると、知らない女性(大竹しのぶ)が寝ている。二人とも全く記憶がなく、言い争って別れる。

良介の部屋で記憶がないまま一夜を過ごした神崎桃子(大竹しのぶ)はライターで、親友の千明(池上季実子)、香里(賀来千香子)、美和子(小川みどり)たちとよく集まり、遊んでいる。4人は昔キャンペーンガールとして一緒に働いていた。

人の心配ばかりしている千明は、香里が妻子持ちと付き合っていることから、良い独身男性を紹介しようと躍起になっている。

そんなとき、桃子が雑誌の特集で独身男性を取材するというので、香里に一番良い独身男性を紹介することを千明は桃子に頼む。桃子は一番最初の取材で結婚式場で働く大沢貞九郎(片岡鶴太郎)を取材したことから、貞九郎を紹介することにする。

いよいよ紹介の日がやってきた。千明、香里、美和子は約束のビアハウスで先に待っていると、良介の友人の貞九郎と野上君章(奥田瑛二)がやってきた。女性陣は紹介者の桃子がまだ来ていないため、貞九郎と野上君章が紹介相手なのかどうか品定めを始める。

良介も最後に加わり、女性陣は誰がタイプだの言い出す。

最後に桃子が登場し、貞九郎が紹介したい男性だと告げる。そのとき、桃子はそのグループにいた良介に気づき、前にマンションで記憶がないまま共に過ごした男だとびっくりすると、良介も桃子を見て驚いていた。

最初は良介も桃子もお互いタイプじゃないと言い、二人で言いたいことを言い合っていたが、二人のマンションも近く、徐々に意識し合うようになる。

見どころは明石家さんまと大竹しのぶの掛け合い

ドラマはさんま演じる良介と、大竹しのぶ演じる桃子のラブコメディなのですが、二人の掛け合いが面白いです。アドリブも含まれているのか、かなり笑わせてくれます。二人の息もぴったりで演技しているのか、地でやっているかもわからないぐらいです。

-ネタバレあり-

ストーリーはありがちなパターンで、最初はいがみ合っていた二人だったものの、最後には一番大切な人だと気付くというストーリーです。

二人以外にも香里(賀来千香子)と君章(奥田瑛二)の関係、千明(池上季実子)と良介(明石家さんま)、千明と貞九郎(片岡鶴太郎)の関係も描かれています。

この中では、千明が痛々しい感じで見てられませんでした。良介にアプローチするものの、明らかに桃子に惹かれているのがわかり、良介に距離を置かれ始めるところは、自分が振られた体験と被るのか見ていてつらくなりました。そして友人としての慰めを貞九郎に求めるものの、貞九郎は千明を女として見ており、都合よく人は利用できないという現実を突きつけられます。

全体の感想としては、髪型や洋服に時代は感じるものの、大竹しのぶが可愛いですね。このドラマはリアルタイムで見ていたのですが、昔の記憶から飛んでる場面もたくさんあり、なかなか楽しめました。

当時、ツアコンの仕事をよくわかっていなかったので良介の仕事を「ツアーコンダクターって色々な国に行けていいな」と思ったものですが、旅行会社は収入もあまり高くないと聞いてから少し夢が覚めたものです。

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